【今年の阪神が強い理由】昨年と比較して10個まとめてみた

阪神タイガース



昨年開幕9連敗を喫した阪神タイガース

特に2022年3月25日ヤクルトとの開幕戦の悪夢が忘れられない阪神ファンは多いのではないでしょうか

しかし今年2023年はシーズンが始まり4連勝からのスタート!

両リーグでまだ3連敗をしていないのは阪神だけです

3.4月は13勝10敗1分

5月は17勝4敗と絶好調

‟点を取られても必ず取り返してくれる”

そんな安心感、安定感のある阪神タイガース

今年の阪神はなぜこんなに強いのか10個まとめます

投手陣の充実

昨年はチーム打率.243、リーグ5位と打てないシーズンでしたが、チーム防御率は2.67でリーグトップ

開幕9連敗、史上最低勝率0.63という成績からでもクライマックスシリーズにまで進出できたのは投手陣の力が大きいです

そのくらい投手陣が充実している阪神

先発は、青柳、西勇輝、伊藤将司、才木、村上、大竹、桐敷

中継ぎは、岩貞、加治屋、及川、石井、浜地、岩崎、カイル・ケラー

抑えは、湯浅

開幕投手青柳の2軍降格、湯浅、石井のケガでの離脱、西純矢、浜地の不調等ありますが、全体的に落ち込むことはなく他の投手陣が補っています

新戦力!大竹耕太郎の加入

現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた大竹耕太郎

大竹は昨年、2試合の登板で0勝2敗 防御率6.43

2軍では14試合登板し、4勝1敗 防御率2.87と振るわず

しかし阪神に加入してから、6勝0敗 防御率0.40 奪三振27と負けなし

勝利数6は巨人戸郷やオリックス山下舜平太を抑えて両リーグトップです

正直、ここまでの活躍を見せてくれるとは思っていなかった阪神ファンも多かったはずです

木浪・小幡の遊撃手争い

キャンプ、オープン戦から激しい正遊撃手争いを繰り広げていた小幡と木浪

小幡がアピールすると負けじと木浪も強肩ぶりを披露

岡田監督は打撃面より守備面を重視としましたが、オープン戦の打率は木浪が2割台、小幡が3割台とリード

失策数も木浪が2、小幡が1と互角

結果、開幕スタメンは小幡に譲りましたが打撃が振るわず、4/8以降は木浪がスタメン出場しています

仲間が活躍するのは嬉しいけど、仲間が活躍すると自分の出番が減ってしまう厳しいプロの世界

‟仲間の良いところを尊敬しつつ、レギュラーの座は渡さない”という強い気持ちで争いあった結果、チャンスをものにした木浪

昨年は、打率.204 自己最最少の41試合の出場に終わりましたが、今年は5/28時点で、打率.310 安打40 打点9と好調

木浪が8番で出塁し、上位打線の近本、中野へとつないで点を取るという流れが定着しています

守備位置の固定

昨年の矢野監督時代は、大山を一塁、左翼、三塁で起用

佐藤輝明を右翼、三塁、時には二塁での起用というように内野と外野をいったりきたり

試合途中での守備位置変更も頻繁に見られました

守備の固定がされないため、打撃面に集中できないし失策も増え良いことがありませんでした

しかし今年岡田監督に変わり、守備位置の固定がされました

大山を4番一塁、佐藤輝明を5番三塁と固定

さらに、肩の弱い中野を二塁手から遊撃手へとコンバートし、肩の強い木浪を二塁手として起用することで二遊間の守備が安定し、失策数が減り、ゲッツーを取れる場面も多く見られるようになりました

2023/5/9 阪神VSヤクルト 4・6・3のダブルプレー

足を絡めた上位打線のつながり

昨年の1番打者は前半近本、後半中野、時には島田とコロコロ変わっていましたが、今年は概ね変わることなく固定されています

5/28時点の上位打線の打率は、1番近本.319 2番中野.313 3番ノイジー.266

4番大山.303 5番佐藤輝明.252 と佐藤とノイジー以外は3割台をキープしています

そして、盗塁数も近本、中野、佐藤が5と同率1位

2023年度 セントラル・リーグ 【盗塁】 リーダーズ(打撃部門) | NPB.jp 日本野球機構

2023/5/25 阪神VSヤクルト 延長10回で一挙4得点で勝利

5/25の阪神VSヤクルトの試合では、延長10回二死一塁の場面で近本が盗塁を決め、ヤクルトは2ボールになったところで中野を申告敬遠

そしてノイジーがライト方向へのヒットを放ち満塁に

大山が押し出し四球を選び、佐藤がタイムリーツーベースを打ち大量得点へと繋がりました

新外国人野手ノイジーの活躍

昨年は、ロハス、マルテ、ロドリゲスといった野手がいましたね

ロハス 89試合出場 打数183 安打41 打率.224 本塁打9 打点27

マルテ 33試合出場 打数90 安打23 打率.256 本塁打1 打点11

ロドリゲス 24試合出場 打数65 安打10 打率.154 本塁打2 打点9

 

しかし決して良いとは言えない成績で退団と残念ながら3名とも退団となりました

 

今年加入した新外国人野手

ノイジー 打率.266 打数184 安打49 本塁打4 打点21

ミエセス 打率.211 打数38 安打8 本塁打3 打点8

 

ノイジーはめちゃくちゃ打撃面が良いという訳ではありませんが、打ってほしい時に打ってくれるといった印象です

不甲斐なく終わった打席では悔しがる姿が見られ、守備も一生懸命な真面目な人柄です

昨年は外国人があまり打てず打線が繋がりませんでしたが、ノイジーはタイムリーを打ってくれることも多く、外せない3番打者となっています

守備面では肩が強く、甘く見ていると強肩レーザービームで刺します

また、球際も強く、危うくホームランというボールも取ってアウトにできます

守りの野球を念頭に置いている阪神にとってノイジーの守備には助けられています

2023/5/12 阪神VS横浜 強肩レーザービーム

 

2023/4/8 阪神VSヤクルト フェンス際のボールをジャンピングキャッチ

 

岡田監督のチーム方針

昨年は矢野監督が超積極野球を掲げており、初球からバットを振ることで相手にプレッシャーを与えていました

しかし簡単な内野ゴロ、外野フライが多く、あっけなくアウトになる場面が多かったです

岡田監督は、その場に応じた指示を出します

チャンスの場面では、犠牲フライや犠打の指示を出し選手も自身が求められている役割を理解し、しっかりとこなします

岡田監督はポジションや打順を固定したり、糸原、原口は代打、植田は代走、というようにベンチの選手一人ひとりにも役割を与えています

サヨナラ勝ちの多さ

シーズンが僅差で終えた時、あの試合で勝っていれば、、と惜しくも負けた試合を思い出すこともありますよね

今年の阪神は、8回まで負けていても9回の抑えピッチャーから点を取り、サヨナラ勝ちという試合も見られます

チーム状況の良さと最後まで諦めないといった姿勢が伺えます

2023/5/3 阪神VS中日 木浪聖也 プロ初サヨナラ打

 

2023/5/20 阪神VS広島 ルーキー森下 サヨナラタイムリー

四球の多さ

5/28時点のチーム打率成績の表です

チーム成績 | プロ野球データパーク (baseball-datapark.skr.jp)

この表の四球数の欄を見て頂くとわかる通り、阪神が166と両リーグトップです

あわせて見て頂きたいのが本塁打数

阪神は貯金17と無双していますが、本塁打数は最下位の中日の次に少ないです

ヒットばかりを狙うのでなく集中してボールをしっかり見極めることで四球の数もおのずと増えています

 

個人成績四球数ランキング上位5位の結果は以下のようになっています

チーム成績 | プロ野球データパーク (baseball-datapark.skr.jp)

1位はヤクルトの村上ですが、2~5位は阪神の選手が占めています

阪神ファンの応援

2023年 セ・パ公式戦 入場者数 | NPB.jp 日本野球機構

上記の表を見て頂くと一目瞭然

阪神ファンは平均4万人のファンが毎試合球場へと応援に行きます

12球団で唯一すでに100万人の入場者数を突破しています

声出し応援が解禁となり、ビジターの球場でもホームチームよりも大きい声で応援する阪神ファン

それほど熱心な阪神ファンの応援は選手たちの力に間違いなくなっているでしょう

オススメの記事→阪神タイガース応援歌 【ドレミ表記】 

 

 

 

いかがだったでしょうか

今年の阪神は本当に強くて観ていて楽しいですね

明日5/29からはいよいよ交流戦

AREに向かって我々阪神ファンも引き続き応援しましょう!



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